ラジエーションハウス
こんにちは。
河野です。
みなさん、グランドジャンプに掲載されているラジエーションハウス(原作 横幕智裕 マンガ モリタイシ)というマンガをご存知ですか?
“画像診断医療ミステリー”という何ともかっこいいサブタイトルです!!
なぜ今回紹介をしたかと言いますと、医師や看護師の主人公のマンガはたくさんありますが、診療放射線技師が主人公のマンガだからです。たぶん初めてではないかと思います。
以前からあるのは知っていましたが、久々にネットでチェックしたら、4巻まで出ているようなので、よし、買ってみようと。
内容は変わり者の診療放射線技師の主人公がMRIやX線写真からいろいろな病気をみつけていくといったものです。
色恋沙汰??も多少あります(^^♪
でも技師は画像診断をすることができないのですが、主人公は実は、ほにゃらららと言った内容です。
作中の画はとても上手で綺麗ですし、ストーリーもとても面白いです!!MRIの撮り方や医師が診断をしやすいような色付けの仕方まで載っていて、作者は取材や資料・医学誌を読むのがすごく大変だっただろうなと思います。
乳がんに関してのストーリーが印象的でした。
3巻では単行本の表紙のオビを鈴木奈々が書いていました。少し前に胸にしこりがあるとブログで発表されていましたね。特に若い人は乳腺の密度が濃くて(ハリがある)、病変が隠れてしまう場合があります。
各モダリティー(マンモグラフィー、超音波、MRI、CTなどの医療機器)によって病気を見つけることに利点欠点があり、それらを補いながら検査を行います。
私自身も勉強になりましたし、やはり乳腺MRI検査の必要性が感じられました。
ワシミ整形外科では残念ながら乳腺MRIは行えません。と言うのも、乳腺専用の信号を受信するcoilという機械が必要になってくるからです(そして、ものすごく高価な機械です!)。
実は、私の母親も乳がんになりました。私が市の検診に行きなよと伝えて「わたしおっぱい小さいからいいよ」と言ったので大きさは関係ないよと。
で、しぶしぶ検診を受けたらがんが見つかりました。早期だったため、部分切除で済みました。
この10月で手術して7年半経ちましたが、特に異常なく今はホルモン剤などの薬も飲まずに生活しています。
改めて検診や予防医学の大切さを知りました。
ワシミ整形外科では先ほども記載しましたが、乳腺MRIはできませんが、全身のがん検索(DWIBS)という検査は可能です。
話がそれてしまいましたが、ラジエーションハウス、ドラマ化を目指してほしいですね!!
作中の雰囲気ですと主人公は、森山未來か綾野剛が適任かなと勝手に妄想しました(^^)/