こんにちは。
河野です。

いきなりですが、私は通勤時間にYahoo!ニュース読んでいます。
7/16日には認知症予防のコグニサイズに関して(西日本新聞)、7/20には予防できる認知症、9つの要因(BBC NEWS JAPAN)の記事がトップニュースにて掲載されていました。

両方ともに認知症予防に関しての記事でしたので、世間でも注目を浴びてきているなと感じました。

ちょっと紹介ですが、コグニサイズとは大府市の国立長寿医療研究センターが推奨している認知症の予防のために役立つ運動方法です。コグニション（認知）とエクササイズ（運動）を組み合わせた造語で、ウオーキングしながらしりとり、計算、川柳等を交えながら少し早く歩きます。二つの動作を同時に行うことによって脳とからだの機能を効果的に向上させる目的があります。

7/16日の記事の中には、「記憶力や注意力などを測る検査を半年以上の間隔を空けて2回受けた7人は、全員認知機能評価が向上していた」とあります。

また、7/20日に記事の中には、「認知症の3件に1件は、生活習慣など生涯を通じて脳の健康のために意識的に行動することで予防できる」とあります。この記事はLancet(ランセット)という最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つでもあり、信頼感は高い医学雑誌に載っている論文の中の一文です。
本研究では、「認知症の予防には生活スタイルが大きく影響する」と指摘しています。つまり、禁煙、運動は高血圧や糖尿病などの生活習慣病や心疾患やガンのみではなく、認知症のリスクの低下にもつながるとのことです。
また、イギリスのアルツハイマー協会の研究責任者は、認知症は21世紀で最大の死因になる勢いだと言っているそうです。
えっ！！三大疾病の心疾患、脳卒中、悪性新生物(ガン)を抜くの？？と思いましたが、いずれはそうなるのかもしれませんね。
私もびっくりしましたが、65歳以上の認知症推計有病率がなんと15％という報告もあります。
65歳以上の10人に1～2人が認知症を患っている可能性があるってことですからね。

 

ワシミ整形外科は認知症予防に以前から力を入れていますが、この二つの記事にあった認知症予防の実践ができますよ！
コグニサイズのできる『コグニバイク』が通所リハビリ(デイケア)にありますし、
運動するための『疾病予防施設　ラピス』もありますからね！！

　デイケア　疾病予防施設　ラピス

そして、7/14日の院長コラムにも書きましたが、当院のMRI装置で、早期アルツハイマー型認知症の検査も可能です！！VSRADと言うソフトを用います。医師の問診や認知機能検査が必要で、この検査ソフトだけでは確定診断はできませんが、薬を使ったりしませんし、脳の中の萎縮や梗塞を見る判断ツールとしてはとても素晴らしいものとなっています！！

 

長くなってしまいましたが、認知症予防に努めていきましょう！！