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スパコン②

コラム

こんにちは。
河野です。

前回の続きで今回はスパコン『富岳(ふがく)』についてです。

2020.6に国際スーパーコンピュータ会議での演算速度ランキングで見事に世界一位となった機種です。理化学研究所に設置されています。
富岳は、何年か前にこちらも世界一位を獲得した『京(けい)』の後継機となります。
京についてですが、かの有名な??事業仕分けの際に「事実上の凍結」と判定され、予算を計上されなくなる可能性がある中、日本人でノーベル賞を受賞した方々のご尽力により、予算が計上されたと言った経歴があるようです。

話を富岳に戻しますが、京の100倍の処理能力があるようです。
『もともと京は浮動小数点数演算を1秒あたり1京回おこなう処理能力(10ペタフロップス)に由来する。』Wikipediaより。
・・・・よくわかりませんが、富岳はその100倍なのでとにかくめちゃんこ凄いのでしょう(テキトー)!!

京の時から地震予測シミュレーションや2週間後の台風発生の予測などをしていたそうです。2週間先の台風予測は凄いですね( ゚Д゚)
これからは膨大な過去のデータによって地震予測の確率が上昇することが期待されています。
地震の規模や周期、海底地形やプレートのひずみから今後の地震の時期や規模が予測できるようになるみたいです。今からすると夢のような話ですが、現実に予測できる日が近いかもしれません。

また、自然現象だけではなく、新型コロナウイルスに関しても現在はワクチンや特効薬はありませんが、新薬の開発に使用されたり、「IT創薬」と言った未知の化合物を作って病気を治すと言った試みもあるようです。
まだまだたくさん活用されていることはありますが、富岳には日本人の技術者の誇りが集約されています。
民間にも開放されるみたいですから、日本でもまた独創的なイノベーションを開発しほしいです!!

期待されますね。

遠いむかーしの白黒写真で、計算機がとてつもなく大きかったのを思い出しました。
今となれば数十グラム程度で太陽光電池を使い、しかも100円で買えますからね!!
計算機を例に出しましたが、近い将来、とてつもなく技術が進歩して、写真のように大がかりな装置ではなく、富岳と同じくらいの処理能力を持ったスマホが発売されているかも知れません。。。

あっ、その時にはスマホって言葉がなくなっているカモ~(´・ω・`)

 

『写真 日本経済新聞 理研、スパコン「富岳」初公開 専用棚432台ずらり より転載』