こんにちは。
河野です。

第4弾です。

そろそろ「ギョギョギョ編」もゴールと思いますが、どうでしょうか？

先回の最後で、

針は多少カーブしていますが、X線写真に写っていて「何か」は真っすぐでした。針先の方だけ時間外で取ったのかなと思いましたが、そんな簡単に針折れませんよね。だから余計に違和感を覚えました。

と書きました。

スズキの写真を貼りましたが、何となく赤い〇で囲った背びれの棘(きょく)の部分とX線写真の真っすぐな感じが似ていませんか？画像が小さすぎて見にくいかも知れませんが・・・。
患者さんに聞くと暗い中、釣りあげたスズキを持った際にチクッとしたそうです。多分その際に棘が太ももに刺さり、折れて太物に残存したのだと考えられます。

一番下の写真は実際の「何か」でして、写真左側に背びれの棘の根っこのような箇所も見られますし、大きさ的、そしてX線写真上でも釣り針の金属のように白くなるわけでもなく写っているため、釣り針ではなく、棘である可能性が非常に高いと示唆されます。

 

と言うことで、考察も終わりましたので第4弾で終了となります。

 

一応、ギョギョギョにちなんで、X線写真の簡単な説明もしつつ、子供の頃の夢も語りつつ、伏線も回収？？出来たので良かったです。