快挙です!
コラム
いきなりですが快挙です!それは何かといいますと・・・・・。大好きな夏がきたのですが、研修会や往診などで全くアウトドアできておりませんでした。鬱憤がたまっていましたのでいつもの3人(私、石川、芦刈)の三人で先週の日曜日に佐久島へ行って来ました。
患者さんから頂いた高価そうな竿で午前中釣りをするも全く釣れず。ボウズ。挙句の果てに3人とも防波堤の上であまり釣れないので寝てしまいました。不覚にも私は一番直射日光の当たる場所だったので顔面はまっかっか。ヤバイデス。このトシで日焼けすると
大変なことになります。同世代の方はお解かりになると思いますが。全くのダメダメモードでそのままお昼ご飯。流石に魚は新鮮でビールがススムこと。しかし、このまま本当に収穫なしで帰るわけにはいきません。竿を網にかえて私と芦刈君は午後の部へ突入。
何とかリハビリ室のかわいいタツノオトシゴたちの餌(小さなエビです)くらいは獲って、往復1600円の船賃代のもとはとらなきゃ。石川先生はアルコールが回ったのか、トイレにいったまま帰ってこないので置いてきぼりにしました。2人で浅瀬をがさごそ網いれしていると、
石川先生が血相を変えて走ってくきて「先生!タッチャン!タッチャン!」と大興奮。ウソでしょ。だってこの10年野生のタツノオトシゴを毎夏追い求め続けてきましたが、姿さえみたことがありません。とてもレアなのです。しかし石川先生の真剣な顔をみると
もしやと思い後を追うとな、なんと正真正銘の純国産というか純三河湾産のタッチャンが漁港をプカプカ漂っております。しかも子供で体調2cmほど。3人ともパニくりながらゲット。海面に浮かぶゴミにしか見えません。よくぞまあ見つけたものです。
1週間たちますがこの興奮はまだ続いております。現在は、私の屋上の飼育小屋でこの10年間のタツノオトシゴ飼育のノウハウを全てつぎ込んで大切に飼っております。なにせ小さいので餌が大変。でもかわいいです。いつかリハビリ室の水槽に
デビューさせますので楽しみに待っていてください。なお、私たちの中で一躍トキのヒトとなった石川先生はみんなに{もってるオトコ}として崇められております。その一方で芦刈君は10年くらいの運を一気に使ってしまったのでは。
今後彼の身の上に悪いことが起こらなければいいのですがと真面目な顔で言っております。これから夏本番。思いっきりエンジョイしますよ!
通信:このコラムを読んでいる方からイセエビはその後どうなったかと時々質問されます。元気ですよ。合計4回の脱皮をして1,5倍くらいに成長しております。