圧力波治療器(拡散型ショックウェーブ治療器;フィジオ ショックマスター)
圧力波治療器とは
患部に圧力波を繰り返し拡散させて与えることで血流を促し、その血流が組織の治療を促進します。要するに、血液の循環が改善され、疼痛緩和や筋肉の緊張が緩和されるといった効果が期待されます。
治療時間は2~3分程度で、対象治療部位としては、首、肩、膝、腰、足など全身です。特に、足底筋膜炎、石灰沈着性腱炎、テニス肘、オスグッド病など幅広い疾患に有効です。
また、従来は手術の必要であった疾患に対しても、拡散型ショックウェーブ治療器を用いることによって、手術をしなくても済むといったように選択肢の幅も広がります。
圧力波治療器の特徴
疼痛コントロール
皮膚への触圧覚刺激及び関節構成体への機械的刺激により、ゲートコントロール理論が作用し、痛覚神経線維のインパルスが抑制され、痛みが軽減されます。また、痛みの軽減により、反射性筋収縮の改善にも役立ちます。
血液循環改善
疼痛緩和に加えて、圧力波と振動を同時出力するショックマスターは血液循環改善に優れ、微小循環改善にも役立ちます。
筋緊張緩和
圧力波による触圧覚受容器への刺激によって、α運動ニューロンに対して抑制的に作用し、筋緊張を低下させ、関節可動域運動や関節モビライゼーションなどを施術しやすくなります。
トッププロのコンディションも支える
疼痛緩和・筋疲労回復
圧力波療法の有効性は、長期の慢性的な筋や腱の機能改善において実証されており、近年の事例とスポーツトレーナーによって様々なスポーツの障害の改善に結果を表しています。
パフォーマンスアップ
トレーニングによる腱にかかる負担を軽減させ、疼痛緩和・筋疲労の回復に加えて、リラクゼーション効果によって選手のパフォーマンスアップに大きく貢献します。
早期回復
受傷後のトレーニングで従来必要とされた休養期間を短縮し、選手の素早い現場復帰、ケガの早期回復に役立ちます。