フレイルと今年も元気な祖母
こんにちは、デイケアの松島です。
私ごとですがGWに帰省し久しぶりに祖母と合ってきました✨
今年で94歳になる祖母ですが、凄く元気で合うたびに毎日している運動を披露してくれます。
そんな祖母を見ていると、「人生100年時代」とは本当だなと思わされます。
祖母の話はさておき、
今回は「人生100年時代」を遂行する事において重要な「フレイル」についてのお話をしていきたいと思います。
フレイルとは
「要介護状態に至る前段階として位置づけられるが、身体的脆弱性のみならず精神心理的脆弱性等の多面的な問題を抱えやすく、自立障害や死亡を含む健康障害を招きやすいハイリスク状態」を意味しています。
長い定義ですが、運動機能面だけではなく精神面や栄養面等さまざまなことが誘因となり健康障害を招くことを言います。
フレイルの評価として、下記の評価基準がよく用いられています。
1,体重減少:6ヵ月で2~3㎏の体重減少
2,筋力低下:握力が男性(26㎏)、女性(18㎏)以下
3,疲労感:(この2週間に)わけもなく疲れたような感じがある
4,歩行速度:通常歩行が1.0m/秒以下
5,身体活動:①軽い運動・体操などをしていますか?
②定期的な運動・スポーツをしていますか?
上記いずれも「週1回もしていない」と回答
上記の5項目のうち3つ以上当てはまる場合はフレイル、
1つまたは2つ該当でフレイル前段階となります。
フレイル・フレイル前段階状態の方は結構多いんじゃないかと思います。
運動や食事や社会交流などがフレイル対策にとってとても重要なものになります。
長寿社会になってきた昨今、長寿でも動ける体づくりをしていきましょう✨