こんにちは。スタッフの小嶋です。

８月の１０周年特別プログラムは、理学療法士の近藤悟司先生による、

『脊柱ＥＸ～スパインダイナミクストレーニング～』が、行われました。

脊柱、つまり背骨が硬くなってしまったり、猫背・反り腰などでバランスが崩れてしまうと体の関節に痛みが出たり、身体が動かしにくいなどの症状が出てしまいます。今回の脊柱ＥＸでは、背骨のメカニズムから、なぜ背骨の動きや姿勢が大切なのかを解説し、これらを改善するためにはどんなエクササイズを行ったらよいかを実践しました。

エクササイズは、簡単なストレッチのようなものから、バランスボールを使ったものまで様々で、筋肉を鍛えるというよりは、自分の身体をどれだけ効率よく正しく使えるかを重視したものでした。そして、エクササイズの実施前と後で身体の動きやすさや握力計での筋力評価を行い、身体の変化を比較しました。

参加された方の中には、エクササイズを行う前と後で握力の記録がなんと７㎏もアップした方もいました。その他の方も「身体が軽くなった」や「身体をひねりやすくなった」といった声も多く、皆さん効果を実感されていました。

背骨は体を支え、手足の動きの中心となります。そこを上手に使うことで無理に力を入れたりしなくても、効率的に身体を使うことが出来ます。それはトレーニングの効果をアップすることにもなり、また痛みのある方には負担を軽減させることにつながります。皆さんも自分の身体の状態に耳を傾け、鍛えるだけでなく、いかに今ある筋肉を効率的に使うかという事も重要であるという事に目を向けていただくきっかけになればと思います。

今回講師をしてくれた理学療法士の近藤先生は、週に１回ラピスの運動スタッフとしても勤務しています。
今回の脊柱ＥＸに参加できなかったが興味がある！という方は、是非、直接聞いて体験してみてください！

９月の特別プログラムは、９月１３日に『コーヒー教室』が行われますよー！