スポーツ医学

スポーツ医学とは

スポーツによるケガも、スポーツ以外の事故（交通事故や労災事故など）によるケガも治療は基本的には同じです。しかし、スポーツの場合、そのスポーツ特有の障害やケガもあり、また再度そのスポーツに復帰するために、緻密な治療計画が必要です。このため、スポーツのけがには、整形外科の中でもスポーツ医学という特別な分野が確立しました。
スポーツは運動器だけではなく、もちろん脳や呼吸器、循環器なども関与するのです。
また、パフォーマンスを上げるには栄養管理さらには精神医学的なアプローチも必要です。これらを総合的に診るのがスポーツ医学なのです。

スポーツ医学は、高度な競技を行うアスリートのものだけではなく、一般的な市民スポーツ、学校スポーツにも必要なのです。スポーツ医学は、あらゆる人々がスポーツを安全に楽しむにはどうしたらよいか？それにはスポーツによってケガをしない体力作りや予防医学の側面があるのです。またケガをしてしまった場合には、手術療法がよいのか、保存療法が良いのか、その患者さんとよく相談して最適な治療を選択したいと思っております。