関節疾患・腫瘍
関節疾患について
関節疾患で圧倒的に多いのが、変形性膝関節症、いわゆる年による膝軟骨の擦り減りです。このような加齢現象は、完全に元に戻すことは無理かもしれませんが、うまくお付き合いするものだと考えてください。
そのため最も重要なのが、膝まわりの筋力なのです。かといって自分勝手に筋トレしていては反って膝を傷めてしまいます。そこで、大切なのが運動療法なのです。また、関節変形性股関節症、関節リウマチ、掌蹠膿胞症、痛風、偽痛風、膠原病などでも関節痛を引き起こします。原因不明の関節炎や、上記疾患でお困りの方、気軽に診察にお越しください。
ワシミトピックス
当院では、医師と運動器セラピスト、、健康運動指導士とが、緊密に話し合い、その人に最適な運動を指導いたします。
また、関節鏡、人工関節などの手術についてもお聞きになりたいことのある方、お気軽に声をかけてください。
骨軟部腫瘍について
骨軟部腫瘍は、非常に専門的知識が要求され、診断、加療が大変難しい分野と実感しております。
体に「できもの」ができた場合は、ほっておかずに受診してください。小さいから、痛くないから、浅いところにできているから、などの理由で勝手に良性であろうと決め付けるのは危険です。
ぜひ、専門医を受診してください。
癌の骨転移について
各種癌の骨転移に対しても、積極的に取り組んでおります。現在、どの癌でも骨転移は増えてきており、中でも肺癌、乳癌、前立腺癌等では高率に骨転移を生じます。
骨転移をいったん生じれば、骨痛、機能障害のため、生活の質を著しく損ないます。癌の骨転移は決して諦める疾患ではありません。現在は、とても有効なお薬もできております。そのような疾患でお困りの方は、是非ご相談いただきたいと思います。